カパとは

【カパ】kapha

粘液。トリ・ドーシャ(三つの障害=ヴァータ・ピッタ・カパ)の一つで、シュレーシュマーとも呼ばれる。
身体内で結合する、包括する、接合するという働きをするのがカパで、正常時には身体に油気を与える、体力精力をつける、抵抗力をつける、忍耐力をつける、治癒力をつける、身体組織に潤滑性を与え、栄養をつけるなどの働きをする。カパが増大すると皮膚が白くなる、身体が冷え重く感じる、吐き気、食欲不振、思考力の鈍化などがあり、逆にカパの働きが減少すると、関節の無力化、甘いもの酸っぱいもの塩味のもの冷たいものを欲しがるなどの症状が現れる。

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ヴェータとは

【ヴァータ】vata

@風。風神。気。プラーナの別名。ヴァーユの同義。

Aトリ・ドーシャ(三つの障碍=ヴァータ、ピッタ、カパ)の一つ。身体の中で、知る、動く、取得するなどの働きをするのがヴァータ。つまり五感を通して知ったり感じたりするのも、手足などの筋肉の動きや内臓などの働きもヴァータである。
ヴァータ・ドーシャが増大すると、体力が落ち、痩せ、筋肉痛や関節痛が起こり、便秘、不眠、精神的イライラ、皮膚の乾燥、白髪化、あたたかいものを好むなどの傾向が現れる。
ヴァータ・ドーシャが減少すると、身体機能の減退、理解力の衰え、渋味、苦味、辛味、乾燥したもの冷たいものなどを欲する。
タグ:ヴェータ


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トリ・ドーシャとは

【トリ・ドーシャ】tri-dosa
トリは「三」、ドーシャは「障害」。古代インド医学のアーユル・ヴェーダでいうヴァータ、ピッタ、カパ(シュレーシュマー)の三つの体質のこと。この三つの体質のバランスが崩れると、さまざまな障害が生じたり、病気になると考えていた。
ハタ・ヨーガにおける身体に関する基本的な概念もトリ・ドーシャに負うところが多いが、トリ・ドーシャだけではなくパンチャ・プラーナ(五つのプラーナ)やパンチャ・コーシャ(五つの鞘)やグナ(性質)などが入り交じっている。

@ヴァータ(眼に見える状態のときはガス)
風に関するエネルギー。身体の中で、知る、動く、取得するなどの働きをするエネルギー。

Aピッタ(眼に見える状態のときは胆汁)
火に関する働きのエネルギー。体重を維持したり、飢えや乾きを起こし、このドーシャが減少すると、消化の火が弱くなり、皮膚につやがなくなる。

Bカパ(眼に見える状態のときは痰)
シュレーシュマーともいう。水に関するエネルギー。身体の中で、結合する、包括する、接合するなとの働きをするエネルギー。


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アーユル・ヴェーダとは

アーユルは「生命」、ヴェーダは「知識」。インド古来の医学。インドの四ヴェーダ聖典の中に既に薬草や病気の名前が見られ、後にこれがまとめられてアーユル・ヴェーダが作られた。アーユル・ヴェーダの文献としては、ブリハット・トライーと呼ばれる『チャラカ・サンヒター』『スシュルタ・サンヒター』『アシュターンガ・フリダヤ・サンヒター』の三大医書がある。アーユル・ヴェーダは単なる病気を治すための知識だけではなく、日常生活をどのように暮らすか、どうすればより良く生きられるかを教えている。アーユル・ヴェーダでは三つある体質の障害要素(トリ・ドーシャ=ヴェータ・ピッタ・カパ)のバランスがくずれることによって人は病気になると考えている。とくにトリ・ドーシャはハタ・ヨーガの行法にも関係している。


ヨーガ事典参照

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